先日、神社の改修工事を施工させていただきました。
この神社は地元の方々にはとても馴染みの深い神様です。
夏のお祭りはとても盛大に行われています。
今回は、社殿の床と内部の塗装などをやり替えました。
施工前の写真です。
床がだいぶ傷んでいました。フロアのベニヤもめくれてきています。
天井にも雨染みのようなものが見られます。
床を剥がすと・・・。なかなかの状態でした。
既存をすべて撤去してきれいに掃除した後、床組を新しく造り替えました。
床下の部分には防腐防蟻剤を塗布して腐りやシロアリ対策も施しました。
仕上げは無垢のパイン材です。奥の上り框もつくり替えました
無垢材なので素足にシックリくる肌触りです。
神社なので人間が入るわけではありませんが、やはり無垢材はいい感じです。
壁や天井もきれいになりました。天井は雨染みを消したい理由から濃い目の色で仕上げました。
格子の天井がより際立って重厚な雰囲気を感じさせます。
今回工事に入って見ることが出来たのですが、
この神社の奥に鎮座されている御社がすごい。
とっても細かい細工が施してありました。全体を彫刻が取り囲んでいます。
以前、あの寅さんで有名な柴又の帝釈天に行った事がありますが、
そのときに見た彫刻のように緻密でダイナミックな彫り物です。
普段は見ることが出来ない貴重なものを見ることが出来た仕事でした。